家が建つまで見届け隊!! 【ティーアラウンドの家ができるまで】(40)

【ティーアラウンドの家ができるまで】(40)

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T太郎です

着工から完成まで、毎日毎日少しずつ…

家が建つまで見届けたい!

 

11月◯日

 

生コンクリートの打設作業が始まると、

ほぼ同時進行で

生コンクリートの検査も現場で行われます。

 

生コンの取り扱いには

従うべき法令がある、と前回お伝えしましたが、

打設する現場で「品質検査を行うこと」もまた

法によって定められています。

日本産業規格(JIS)によって定められています

 

 

検査は、資格をもつ検査員によって行われます。

生コンの状態を調べる検査項目は・・・

 

□スランプ値

粘度が適正であるか

富士山型に生コンを置き、その崩れ方を精査

 

□空気量

空気の含有量が適正でるあるか?

(空気量が多すぎると強度が落ちる)

空気量測定器(エアメーター) 

 

□温度

コンクリートの温度が適正であるか

(夏場など、生コン温度が35℃を超えていないか注意が必要)

 

□塩化物含有量

サビなどの原因となる塩化物が規定値以下に抑えられているか

 

そして、

実際の生コンの出来を、時間経過とともに精査する

□圧縮強度検査

 

圧縮強度検査のための「サンプル採取」も

生コン搬入時に、ただちに行われます

 

圧縮強度検査は、固化して1週目、4週目の、

コンクリートの実際の強度を測るものです。

ここで不合格となったら基礎工事のやり直しをしなければなりません。

そうならないよう、

オーダー通りの生コンが、過不足なく、遅滞なく搬入されるよう、

生コン屋さんとの緊密な連携も重要になります。

 

全ては、住宅の安全性を確保するために

様々な法令が定められています。

 

 

生コン打設作業は、次へ続きます!

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