【ティーアラウンドの家ができるまで】(31)
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T太郎です
着工から完成まで、毎日毎日少しずつ…
家が建つまで見届けたい!
11月◯日
配筋工事は3日ほど続きます。
専門の職人さんが、設計図面通りに
鉄筋を組み立てて、結合し、
「あれよあれよ」という間に…
(この言葉が私にはピッタリきました!)

鉄筋を張り巡らせていきます。
「ドーナツ」と呼ばれる
スペーサーを要所要所に配しています。
丸いのが「ドーナツ」
ドーナツ(スペーサー)の重要な役割は、
「かぶり」の確保です。
「かぶり」とは…
鉄筋と、
このあと流し込むコンクリートの表面との最短距離、
つまり「コンクリートの厚さ」のことで、
「かぶり厚(かぶりあつ、またはかぶりあつさ)」ともいいます。
人間の体で例えるなら、
皮膚から骨までの距離、これが「かぶり厚」で、
筋肉が豊富なら、骨がしっかり覆われて強い構造である!
ということになります。
「かぶり厚」が適切にとられていないと、
鉄筋が腐食したり、露出してしまったり、
コンクリートにクラック(ひび)が入ったり、
基礎(土台)の寿命に大きく関わってきます。
ですから職人さんは、スピード感を持ちつつ
設計図面を何度も確認しながら、
ていねいに配筋作業を進めます。
次へ続く!
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